シャトー・ラルシ・デュカス Château Larcis Ducasse 2005

ボルドー右岸・サン・テミリオンに位置する歴史あるシャトー、18世紀から続くワイナリーで、テロワールのポテンシャルが非常に高く、2002年に名醸造家ステファン・ドゥルノンクールがコンサルタントとして参画し、大幅に品質向上しました。南向きの斜面に畑が広がり、日照量が豊富でブドウが完璧に熟し、石灰質と粘土質の土壌が、エレガントなミネラル感とストラクチャーを生みだします。

2005年は、サン・テミリオンの最良ヴィンテージのひとつで、暑く乾燥した夏により完熟したブドウが収穫され、凝縮感のあるワインが誕生しました。メルロー主体の豊かな果実味と、カベルネ・フランのスパイスが絶妙に組み合わさり、力強さとエレガンスを兼ね備えます。高評価を受け、長期熟成にも耐えるポテンシャルを持つワイン愛好家に強くおすすめする逸品です。